(3月分は合格して卒業した子たちのイニシャル等入れてありましたので、ホームページには載せないようにさせていただきます。)
桜の花の満開も過ぎ、会員の皆さまも新しいクラスの中で落ち着き始めた頃ですね。
ご入学、ご進学おめでとうございます。楽しい年にしたいですね。
とはいえ、人は成長して行くもので、それには楽しいばかりでは成長できるわけがありません。むしろ、嫌な事やしんどい課題に出逢い、それをどう乗り越えるかで成長していきます。
ところで、私はこの頃流行している自己肯定感の教育に「なんか違う」とずっとモヤモヤしています。何でも認める練習など「何でですか?」と言いたくなります。
例えば”寝ぼう→体が休められた””人前で大声→元気な子”とか、そりゃあ言い換えは言い訳がましく出来ますよ、と思ったりするので尖ってます。
そんな、言い換えてやることで子どもが自己肯定できるようになるとは思えません。子どもだって自分がちゃんとやったかやらなかったかは自分でわかっているかと思います。だから一生懸命やった時にはその努力を誉めること。誉めるタイミングはJUSTで的確に声をかける事だと常に思って指導しています。
全て肯定されたら子どもも何が良いのかわからずかえって不安になります。”自己肯定”は自分の努力の中で自分を認められるのです。
ですから、その努力を粘り強くできる子になれるよう指導していけたらと考えています。
自分で考えること、自分で答えを出す練習をするのが教室であり、そのためのヒントやサポートが私の仕事だと考えます。
”勉強すること”は非認知能力が育まれ、子どもたちは強い自己肯定感が持てて自信ができます。しっかり自分を認める子に育って欲しいと思います。
新しい学年もどうぞ、宜しくお願いします。
皆、力をつけようねー!