2月に入って寒い日が多いとはいえ、明るく春めいてきました。私の好きな
「春はあけぼの やうやう白くなりゆく山ぎわ 少し明かりて 紫だちたる雲の 細くたなびきたる」
は、今頃のことなのかなと思っています。”時代は変わっても季節の風や見える色は殆ど違わないのだろうな”と思えます。
だからこそ1000年以上も前に書かれた文学が語り継がれて今の時代にも響いているのでしょう。
枕草子の中に出てくる数々の話の一つ一つには親子や近所付き合いのやりとりや修学旅行の女子たちの会話など、驚くほど今と同じ感覚なのだと知らされます。 また、「徒然草」もその時代から組織社会や出世の意識は時代と同じだと知ります。それらの事は大人になってから気づきました。
「何のために勉強するの?」「どうしてしなくちゃいけないの?」子どもがそう思うのは当然ですね。小1から中3の基礎学力を育む時代の基礎は楽しいわけはないのです。 しかし、そこで学んだ9教科の基礎の学びは、その後の人生で様々に影響しその子の一生を豊かにします。学力をつけることと、学ぶ力をつけることが私の仕事だと思い、懸命に努力したいと思います。 テストや検定の多い2月に思ったことです。(みんな頑張っていました。)