学研ひまわり教室

SCHOOL NOTIFICATION

教室だより

2022年7月号 「生徒が伸びるヒケツ」

7月に入って暑い日が続いています。登校して行く子供たちを見ると「偉いな。今日も頑張ってね。」と思います。

さて、6月下旬に中学生の中間テスト結果が出ました。ぐんと伸びたお子さんがかなり多くいました。ひまわり教室は中1、中2、中3となるにつれ学力がしっかりし、成績も伸びる子が多いことは事実です。

その理由は、考える姿勢を身に付け、毎回考えることを繰り返しているからです。こういうと、何も教えていないと誤解されそうですが、答えに導くヒントを必要最小限でよく状況を見て出しています。だから伸びるのだと確信しています。考えないで説明を求める子は伸びません。この考える姿勢はすぐに身につくものではありません。

先ず、入会間もない時は”考える”以前に問題をちゃんと読むことが出来ず、「どうすればいいの。」と聞いてきます。「ここに書いてるよね。読んでみてね。」と話すと戻りますが、1秒で、また「読んだ。(読んでない)」となり、このやり取りでやっと読んでくれます。

また、次のステップ「読んだけどわからない。」ここで問題の意味を考えさせるのに2、3回のやり取りがあります。そして、やっと問題を考えることになります。その姿勢を身に付けるのに平均3年かかります。(早い子は6か月、遅いと4、5年)どの子にも私は必至で願いながら指導しているのですが個人差があるのも事実です。

Teaching(教える指導)では、その場だけの理解にすぎず、いつか先の学年についていけなくなるので”考える事”を教えています。気付いて考えて解くお子さんはそこからぐんぐん伸びていきます。入会キャリアの長いお子さまが成績優秀である事も見事な比例をしていますが、その理由は早いうちの考える姿勢の獲得にあると見ています。

さあ、もうすぐ最大の伸びるチャンスの夏休み!頑張りましょうね!!(暑いけどね)