学研ひまわり教室

SCHOOL NOTIFICATION

教室だより

2022年8月号 「お盆に花巻に行って参りました。」

今年の夏は暑かったり急に大雨が降ったりですが如何お過ごしでいらっしゃいますか。

私はお盆休み中に花巻に行ってきました。宮沢賢治の作品が教科書にも多く取り扱われている事で仕事柄よく触れていました。賢治には、あまり興味がなかったのでどこの生まれや育ちも知りませんでした。

2年前、松任谷由実さんの『緑の町に舞い降りて』の歌詞に”盛岡”とか”銀河”とか”あなたが気になりだしてから”とあるのは、宮沢賢治なのではと勝手に思い、そしたら私も気になり出して盛岡に行きたくて仕方なくなりました。『月夜のでんしん柱』や『銀河鉄道の夜』の「夜空が見たい!!」と思いました。きっと真っ暗い夜空に星が輝いているのだろうなと。

星が美しく見える温泉に泊まりました。あいにく雨の日の間の曇り空でしたが、諦めずに空を見ていると雲と雲の小さい隙間に1つの星が見えて「1つでも見えたゾ!!」と思って更に目を凝らしていたら、その小さい丸の中に無数の星が見えてきました。

人間必死になると思わぬ力が発揮されるのでしょうか。あの星が夜空一面にあり、そこに鉄道を走らせるという想像力は素晴らしいなと、納得しました。

次の日の朝、せっかく花巻まで来たのでと、大谷翔平の母校花巻東高校に寄ってみました。中に入れると聞き恐る恐る野球部の練習試合を見てきました。まあ、野球部の子たちの礼儀正しいこと!何人も「こんにちはー!」と。しかもユニフォーム、あれアイロンかけてるでしょ!ってぐらいパリッとしてましたよ。次の日、大谷翔平は104年ぶりの偉業を達成。

花巻は緑一面の街だけどすごい偉人たちが育つ所ですね。

熊谷に戻って自分に買った宮沢賢治のグッズを広げ、「あ、、、私ファンになってしまったかも。」