学研ひまわり教室

SCHOOL NOTIFICATION

教室だより

2022年9月号 「私が仕事をする『根拠』」

夏の終わりからずっと曇りの日ばかりで秋はいつになりましたかという感じです。 季節感がないと本当につまらないですね。コロナ禍の今はイベントもなく楽しむものがないので、せめて空や風に色をください!と、言いたくなります。 青い空だと嬉しくなるし、緩やかな風は優しくなり、そして強い風にも何だか楽しくなったりします。このコロナ禍で淡々と頑張っていますので、季節の変化を感じたいところです。

ところで、先ほどの淡々とコツコツは学びには大変重要な要素だと感じています。これが出来てきたお子さんは、時間の差はあれど必ず伸びてきます。 成績や学力UPに特効薬や王道はありません。

今、ひまわり教室の中学生は成績上位の子が多くいます。初めから上位なわけではありません。小学校低学年からしっかりきちんと学び、 少しずつ少しずつ確実な力をつけてきました。波もあります。伸びるきっかけは何年もずっとやってきて不意に訪れます。

私の役割は伸ばすための教材の配分と考えさせることです。入会したばかりのお子さんは全員と言っていいほどちゃんと文章を読みません。「読んだけどわからない。」は 「文字を見たけどわからない。」「考えたくない。」その時に説明しても全く上の空で、答えを聞くことに集中するので無駄です。 厳しく言ったり、優しく言ったり、あれこれ(線や丸など)させて、訓練していくうちに少しずつ少しずつ(こればかりですが)変わり絵みたいに変わってきます。

とにかく『力をつけて欲しい』と願っています。教室も子どもたちも頑張っています。くもり空の中で。